
無地で焼き上げた製品に、転写紙とよばれるフィルム状のシートを貼り付け、
800℃(ガラスの場合は600℃)で焼き付ける陶磁器業界の本格的な絵付方法です。
仕上がりは、一般的な平面状のプリントです。
転写絵付が可能な商品:陶器つくろう.こむのすべての商品
- 【転写絵付の長所】
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- 多色での印刷が可能です。(1色〜フルカラーまで対応可)
- 細かい柄まで再現可能です。(線幅0.2mm、ヌキで0.3mmまで再現可)
- 耐久性・耐光性に優れています(日常の使用で消えてしまったり、直射日光で薄くなったりすることはありません)
- 【転写絵付の短所】
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- 高温の窯で焼き上げて発色させるため、一般の紙印刷のように発色しない色があります。
- フルカラーなどの多色印刷の場合は、CMYKの4色だけでの表現が難しく、版代が高価になります。
陶器つくろう.こむの商品は、昇華型の印刷は行っておりません。
陶器つくろう.こむではつくろうこむ転写カラーを実際のマグカップに焼き付けたカラーサンプルを有償でご用意しております。
[ 1個 1,944円(税込)] カラーサンプルマグカップのご注文はこちら
絵付部分を凹凸によって表現する絵付方法です(印刷した部分が凹みます)
エンボス調独特の風合いで、表現豊かに個性的なアイテムとして仕上がります。
撥水絵付が可能な商品:こちら
- 【撥水絵付の長所】
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- 単調な平面状の印刷ではなく、凹凸の手触り感が楽しめます。
- 同じアイテムに1色絵付の場合、転写絵付より割安になります。
- 【撥水絵付の短所】
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- 2色以上の絵付ができません(1色絵付のみの対応です)
- 細かな柄の再現性が困難な場合があります。
- 焼き上がりに個体差が出る場合があります。
< 撥水絵付のコツ >
撥水絵付は、本来、ベタを表現するのに向いています。細い線や、トーンなどには向きません。
原稿は、太い線や粗いアミでお作りいただき、線幅、ヌキともに、1.0mm 以上をおすすめします。
撥水絵付をきれいに仕上げるには、外側カラーをホワイト(Y001)にすることをおすすめします。
外側カラーをホワイト(Y001)以外のカラーにした場合、絵付の再現性が低くなります。
※絵付に適さない原稿の場合、ご連絡、ご相談させていただくことがあります。
ボディに布を巻き付けるように絵付します。隙間があくことがなく、ハンドルなどにも絵付できます。
絵付した文字がにじみ出るような風合いの、味わいのある仕上がりになります。
1つ1つ手作業で絵付するため、1つ1つ違った絵付になります。
そのため、1つのイラストなどではなく、繰り返す絵柄に向いています。
銅版絵付が可能な商品:こちら
- 【銅版絵付の長所】
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- 曲面やハンドルなどにも隙間なく総柄の絵付をすることができます。
- 【銅版絵付の短所】
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- 細かな位置決めが困難です。
- ベタ面の表現がうまく出来ない場合があります(かすれる恐れがあります)
< 銅版絵付の注意! >
※銅版絵付では、原稿がランダムに繰り返されます。また、これは一つ一つの商品で変わります。
原稿の中で一カ所しか出てこない部分などは、実際の商品の中で絵付されない場合があります。
温かい飲み物を注ぐと、インクが消え下地が現れます。
※下部の青い部分が感温絵付部分です。温かいものを入れると右のようにインクが消え、この場合転写絵付したイラストが現れます。
感温絵付が可能な商品:ストレート(まっすぐな円柱状)の形状に限ります。可能な商品は各商品の『絵付方法』をご覧ください。
感温絵付可能商品一覧
< 感温絵付の注意! >
※下絵の色と感温プリントの色を同系色にすると、下地が透けにくくなります。
※細かい原稿には向きません。
※下絵に対して、5mmほど余裕をもった大柄のデザインをおすすめします。